お茶の上香園
京都・和束町産 煎茶（雁ヶ音）特上雁 70g
茎茶（くきちゃ）
茶ノ樹から採れる茶の若枝、茶葉の柄、新芽の茎を混ぜて作られるお茶です。淹れ方や抽出時間は煎茶や玉露など、元になった茶葉と同様です。水色（すいしょく）は薄いですが、さわやかな味と香りがあり、また茎の部分はアミノ酸が多く含まれる部位であるため旨味が強いのも特徴です。特に雁ヶ音（かりがね）は、玉露や高級な煎茶の茶葉から作られた茎茶のことをさし、玉露の旨味と茎茶独特の風味から珍重されています。
本品は、収穫前に約10日ほど覆いをかけて日光を遮って栽培した茶葉を使って煎茶に加工した特上煎茶の茎の部分ばかりを集めたものです。つまり玉露に使われる茶葉の一歩手前の茶葉の茎の部分です。茶葉部分を使う玉露とはまた違った、「雁ヶ音」特有の爽やかな香りと、渋みが少なくまろやかでまったりした旨味が特徴のお茶です。
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